2016年度 第37回福岡県小学生ラグビーフットボール大会
10月23日(日) 春日公園球技場  ※ A1ブロック:3位  A2ブロック:準優勝
ブロック 勝敗 得点 失点 対戦相手 KICK OFF 備考
A1
ドラゴン
78 (45, 33) 0 筑豊 10:00  
42 (21, 21) 12 (12, 0) 春日 13:58  

今日から6年生大会が始まりました。
ドラゴンは、2戦目となる春日戦では、前半ヒヤヒヤするシーンも有りましたが、1戦目から通して安定的な強さを見せてくれました。
この調子を維持して最後まで勝ち続けてほしいものです。

A2
フェニックス
24 (12, 12) 21 (21, 0) 太宰府 10:34  
5 (5, 0) 21 (14, 7) りんどう 12:50  

フェニックスは、1戦目の太宰府戦では厳しいアタックにリードを許す場面もありましたが、ディフェンスを見事に修正して逆転することができました。
次のりんどう戦では思うように突破ができず、力負けとなりました。
来週からの挽回に期待したいと思います。

10月30日(日) さわやかスポーツ広場
ブロック 勝敗 得点 失点 対戦相手 KICK OFF 備考
A1
ドラゴン
53 (21, 32) 14 (14, 0) 玄海 12:50  
17 (0, 17) 12 (7, 5) 京築 15:06  

6年生大会2日目です。
ドラゴンは、2戦とも先制される苦しい戦いでした。
特に京築戦は、ぎりぎりまで追い込まれましたが、皆で諦めずに攻め続けたことで、逆転勝利することができました。

A2
フェニックス
59 (28, 31) 7 (7, 0) ぎんなん 11:42  
45 (12, 33) 21 (7, 14) YB/YW 13:24  

フェニックスは、1日目とは打って変わって、攻めにもリズムが出てきて、2戦ともいい勝ち方ができたと思います。
どちらも優勝の可能性が残された3日目、最後まで諦めずに力を出し切りましょう!

11月6日(日) さわやかスポーツ広場
ブロック 勝敗 得点 失点 対戦相手 KICK OFF 備考
A1
ドラゴン
26 (7, 19) 47 (33, 14) かしい 10:00  
19 (7, 12) 45 (21, 24) 中鶴 13:24  

本日、県大会3日目。ドラゴンは、かしい・中鶴と対戦しました。
かしい戦は、前半圧倒されましたが、後半驚異的な粘りを見せ、一時2トライ差まで迫りましたが、最後に突き放されてしまいました。とても見ごたえのあるナイスゲームでした。
中鶴戦は、かしい戦の疲れもあったかと思いますが、完全に力負けでした。でもよく頑張りました。

A2
フェニックス
43 (24, 19) 10 (10, 0) 帆柱 13:58  
26 (12, 14) 26 (7, 19) 筑紫丘 15:40  

フェニックスは、帆柱戦に快勝して、とてもいい流れを作り、最終、筑紫丘戦を迎えました。勝てば優勝の大一番の中、最後に同点に追いつかれ、引き分けに終わりましたが、これまた素晴らしい好ゲームでした。

【大会を終えて】

(保護者)
「AグループW優勝」という大きな目標を掲げて、両チーム共、練習に取り組んできました。
優勝はできませんでしたが、6年生22人、5年生4人、計26人全員がAグループの舞台に立てたことは、いい経験と思い出になったと思います。今後の活躍に期待したいと思います。
子供達、コーチの方々、又役員・父兄の方々、3日間お疲れ様でした、

(ヘッドコーチ)
この大会に2チームで参加するにあたってコーチとして悩んだこと、それはこれまでの36回の大会で、一つのクラブが同じパートで2チーム同時優勝した実績がありません。たまたま春の新人戦ではドラゴンズ、フェニックスの2チームで臨みW優勝を果たすことができましたが、それから約半年過ぎて最近は他チームのチーム力が著しく向上してきているのを感じ大会前の参加登録において、AパートとBパートに選手を分割して参加しようかと考えてみたこともありました。でもこれだけ優秀な子たちが揃ったチームにそうたびたび出会えることもないだろうと考え、選手たちに敢えて高いハードルを目指してチャレンジして欲しいと考えたことと、もう一つ、このドラゴン、フェニックスのメンバー構成は、ほぼ小学一年生の時から大きく変わらず練習・試合を重ねてきていたので、いまさらこの大会のために、誰がAパートに、誰をBパートにと、振り分けることはこれまで一緒にプレーしてきた選手たちの意地や面子を考えると私には出来ないと考えました。

このような思いのある中、大会は始まりました。チームが目指すところは両チームW優勝です。そのために掲げた言葉が「絆」。普段はとても仲がいいこのチームの面々ではありますが、普段の仲良しグループとは異なった精神的なつながりがラグビーには要求されます。「仲間を信じること」信じられない仲間とプレーしていたのではボールをつなげない。ボールを受けた自分は仲間に信頼されるために体を張って応えなければならない。この基本的なつながりがチームの「ラグビー力」だと先日教わりました。

さて、大会直前のチームの状況は、けが人の回復がいまいち思わしくない。ちょっぴり不安を抱えてのスタートでした。案の定、大会初日、不安視が的中したというか、りんどうの個々の選手にすばらしいラグビー力を発揮されてフェニックスはほぼ完敗でした。

二日目、怪我で出場を控えていた選手たちも回復し、ドラゴンが京築に苦戦しながらも勝って両チーム2連勝し、これからチームが良くなるだろうと期待していた矢先、ドラゴン・フェニックスのそれぞれの選手がこの日の試合で思いのほか重大な怪我だったことが受診の結果解り、またまたチームにとって大ピンチ。しかしこの二人の選手は、自分の怪我をいとわず、この週の練習には参加できないけど、チームの為、三日目の試合に出ると言ってくれ、チームは救われました。本人達の意志力の強さとご家族のバックアップのおかげかと感謝しました。このような形でグラウンドを離れたところで、「絆」でチームと繋がってくれているのかなと感じました。

三日目、両チーム共優勝のチャンスがある中、怪我を押して出場してくれる二人を迎えて選手たちも力の限り戦いました。結果は優勝を逃しましたけれどそれぞれが準優勝・三位でした。それでもドラゴン対かしい戦、かしいは5試合で2トライ(4戦完封)で勝っていますが、このゲームは大きく失点しています、後半あわや逆転できるかと思わせてくれましたが、ダメ押し点を取られてノーサイド。ドラゴン対中鶴戦、選手は前のかしい戦の敗戦で少々意欲がダウンしていたのか、中鶴の選手も強くなっていて負けてしまいました。一方、フェニックスは最終戦で筑紫丘と優勝を競うことになりました。両チームの選手たち本当に良く戦ったと思います。ノーサイド直前までリードしていたけれど、ほんの一瞬の出来事、相手ゴール前から独走されて同点になり引き分けゲームとなりましたが、選手たちの意欲あるプレー、最後まで諦めない精神力が如実に表されたゲーム内容で見ている私たち大人を感動させてくれた試合でした。

最後に、目標だった両チーム優勝という結果には成りませんでしたけど私は選手たちの戦いぶりに拍手を送ります。どうかこれから先の君たちのラグビー人生の中の一コマ、この大会のことを忘れないで欲しい。最初に掲げた「絆」の意味、これからもラグビー仲間として継がっていて下さい。


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